遮光レンズ(羞明・まぶしさに弱い方向け)

まぶしさが「痛い」「つらい」…それは“羞明(しゅうめい)”かもしれません

外に出ると、まぶしすぎて目が開けにくい。
室内の照明でもつらく、すぐに目が疲れてしまう。
光のギラつきで見え方が不安定になったり、涙が出たり、頭痛が起きたりする。

 

こうした状態は、単なる「まぶしさが苦手」という感覚ではなく、羞明(しゅうめい)と呼ばれる、光に対して過敏な状態が関係している場合があります。

 

羞明の感じ方には個人差があり、「少し気になる」程度の方もいれば、「痛みを感じてつらい」と感じる方もいます。
また、屋外の強い日差しや反射光だけでなく、室内照明やパソコン画面など、日常のさまざまな光がつらさの原因になることも少なくありません。

シミズメガネでは、まぶしさの強さだけでなく、「どんな光が、どんな場面でつらいのか」という点にも着目しながら、遮光レンズ(フィルターレンズ)・遮光眼鏡のご提案を行っています。

医療機関で遮光を勧められている方はもちろん、「日常のまぶしさをどうにかしたい」と感じ始めた段階の方にも、用途や生活環境に合わせた対策を整理しながらご案内します。

 

※羞明は、眼疾患や体調が影響して起こることがあります。
 症状が強い場合や急に悪化した場合は、医療機関(眼科等)の受診をご検討ください。

※当店は診断を行う場ではありません。医療的な判断が必要な場合は、受診をご案内します。

遮光レンズは「サングラス」と何が違う?

サングラスは、レンズに色を入れてレンズ全体の明るさを落とし、視界に入る光の量を減らすことで、まぶしさを和らげるレンズです。
一方、遮光レンズは、まぶしさの原因になりやすい光の成分や刺激にも着目し、見やすさ(コントラスト)と快適さの両立を目指す点が特徴です。

単に暗くするのではなく、「どの色や濃度なら、つらさが軽くなるのか」を探していくのが遮光レンズの考え方です。
そのため、通常のサングラスでは楽にならなかった方が、遮光レンズでは違いを感じるケースもあります。

遮光レンズが検討の対象になりやすい方

遮光レンズは次のようなお困りごとがある場合に、選択肢の一つになります。

 

  • 日差しだけでなく、室内照明でもつらさを感じる
  • まぶしさによって、目の疲れや頭痛、集中しづらさが起きる
  • 白内障術後などで、光が強く感じられる
  • 通常のサングラスでは「暗いだけで楽にならない」と感じている
  • 眼疾患などにより羞明があり、医療機関で遮光を勧められたことがある

 

羞明の背景には、白内障、角膜や網膜の疾患、ドライアイや片頭痛など、さまざまな要因が関係することがあります。
どの程度の遮光が必要かは人によって大きく異なるため、まずは「どんな場面で、何が一番つらいのか」を確認するところから始めます。

遮光レンズのメリットと注意点

遮光レンズを使うことで、まぶしさや光刺激によるストレスが軽減し、屋外だけでなく室内環境でも楽に感じられる場合があります。
まぶしさによって下がっていたコントラストが改善し、見え方が安定したと感じる方もいます。

 

一方で、遮光レンズには注意点もあります。

 

  • 色の見え方が変わるため、慣れが必要な場合がある
  • 夜間や暗い場所では不向きなことがあり、使い分けが前提になる
  • 色や濃度によっては視認性が下がることがあり、特に運転時は注意が必要
  • 病気そのものを治すものではなく、あくまで見え方を補助する手段

 

遮光は「色が濃ければ良い」というものではありません。
使用する場面(屋外・室内・運転の有無など)を伺いながら、安全に使えることを前提に、色や濃度を検討します。

遮光レンズ選びで大切なこと

遮光レンズ選びで最も大切なのは、「人気の色」や見た目の印象、好みだけで判断することではなく、ご自身が一番つらい場面に合っているかどうかです。

 

そのため、次の点を整理しながら選んでいきます。

 

  • どこでつらいか(屋外、室内、車の中など)
  • 何がつらいか(ギラつき、白っぽさ、反射、チラつき)
  • どのように使うか(常用か、必要時使用か)

 

これらを整理することで、色や濃度の方向性が見えてきます。
強い(濃い)遮光が必要な方もいれば、「そこまで濃くしなくても楽になる」ケースもあります。
いくつかの濃さを試しながら選んでいくことで、失敗しにくくなります。

補装具費支給制度について(医師の意見書が必要です)

遮光眼鏡(遮光レンズ)は、医療機関で必要性が認められた場合、補装具費支給制度の対象となることがあります。

制度を利用する際は、眼科医による「補装具費支給意見書」に基づいて手続きを進めます。
一般的には、眼科での相談、意見書の作成、市町村窓口での申請、支給決定後の作製という流れになります。

 

※補装具費支給制度には一定の基準があり、地域によって内容が異なる場合があります。
 詳しい手続きについては、お住まいの自治体窓口でのご確認が必要となりますが、ご不明な点がありましたら当店でもサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。

シミズメガネでのご相談〜作製の流れ

まず、どの光がどの場面でつらいのか、生活の中での状況を伺います。
そのうえで、色や濃度の方向性を整理し、可能な範囲で実際の見え方に近い形で体験していただきます。

 

遮光レンズは度付きでの作製にも対応しています。

また、掛け位置によってフレームの隙間から入る光の量が変わり、まぶしさの感じ方にも影響します。
そのため、フィッティングによって掛け位置を入念に調整します。

 

まぶしさのつらさは、周囲に理解されにくいお困りごとの一つです。
「どのレンズを選べばいいか分からない」という段階からでも構いません。

日常のどの場面が一番つらいのか、まずはお聞かせください。

トライアル(お試し)について

遮光レンズは、店内照明だけでなく、屋外光での体感が判断の助けになることがあります。

 

  • 本店(路面店):店舗からそのまま屋外に出られるため、屋外光での体験がしやすく、トライアルに向いています
  • あびこ店(インショップ):店舗と同じフロアから屋外に出られるため、屋外光での体験がしやすい環境です
  • ステモ店(駅ビル内・上層階):館内立地のため、屋外に出ての体験が難しい場合があります

 

本店は店舗の目の前が道路に面しているため、日中の屋外光だけでなく、夕方以降の車のライトや街灯など、実際の生活環境に近い光で確認しやすい点も特長です。

屋外での見え方や、夜間のまぶしさの比較体験を重視したい方には、本店でのトライアルが向いています。

よくあるご質問

Q. ふつうのカラーレンズ(サングラス)ではだめですか?

A. 普通のサングラスでも楽に感じる方はいますが、「暗いだけでつらさが減らない」方もいます。

 遮光レンズは、まぶしさの原因となる光を効果的に抑えて、見え方を整えることを目的としたレンズです。

Q. 室内でも使えますか?

A.使えますが、屋外や運転を想定した遮光では、室内では暗く感じることがあります。
 室内照明対策として使う場合は、暗くしすぎない色や濃度を選ぶことが大切です。

 まずはどの室内環境が一番つらいかを教えてください。

Q. 補装具費支給制度を使いたいのですが、どうすればいいですか?

A.まずは眼科で、羞明の状態と遮光の必要性についてご相談ください。

 医師から「意見書」が発行された場合、当店で遮光眼鏡作製の見積書をご用意します。

 

 ※補装具費支給制度には一定の基準があり、地域によって内容が異なる場合があります。
  詳しい手続きについては、お住まいの自治体窓口でのご確認が必要となりますが、ご不明な点がありましたら当店でもサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。

Q. まず何を伝えて予約すればいいですか?

A.ご予約時に「遮光レンズ(羞明・まぶしさ)の相談」とお伝えください。

 つらい場面(屋外・室内、昼間・夜間、車など)も、分かる範囲でお知らせください。

 医療機関での診断名が分かる方は、分かる範囲でお伝えください。
 補装具費支給制度をご利用の場合は、医師の意見書をお持ちください。