卒業式が近づくと、思い出すのが「第二ボタン」の話。
好きな人の学ランの第二ボタンをもらう――
そんな文化、みなさんの学校にもありましたか?
この風習の由来は、実は軍服にあると言われています。
もともと学ランは旧日本軍の軍服をモデルに作られました。
そして、軍服の第二ボタンは「心臓に一番近い位置」にあります。
大切な人に、自分の“想い”を渡す。
そんな意味が込められて、第二ボタンを渡す習慣が広まったそうです。
「どうして第一ボタンじゃないの?」と思いますが、第一ボタンは首元。
心臓に一番近いのが第二ボタンだからこそ、特別だったのですね。
私が通っていた高校は学ランでした。
卒業式の日、人気のある先輩や同級生の男子は本当に大変で…
学ランのボタンはもちろん全部なくなり、Yシャツのボタン、パーカー、ジャージやカバンまで、身ぐるみはがされる勢いだったのを覚えています。
さらに、人気のある先輩は、ボタンは予約制。
彼女のいる先輩の第二ボタンは彼女がもらうのか?と思われるかもしれませんが、これは別の人へ。
彼女には先輩という彼氏そのものがあるから不要という、特大マウントでもあったのです。
今思えば、あれも一種の“青春の儀式”のようなものだったのかもしれません。
最近はブレザーの学校が主流、学ランは以前より少数派に。
そのため、ボタンの代わりにネクタイやリボンをもらうという話もよく聞きます。
形は変わっても、「卒業」という節目に、想い出を形に残したい気持ちは変わらないのだなと感じます。
ボタンひとつ、ネクタイ一本に込められた気持ち。
この季節ならではの、ちょっと甘酸っぱい風景ですね。
今日は最後にこちらの動画をどうぞ⭐︎
私が一番好きなお花でもあり、卒業式の花束にもピッタリな「ラナンキュラス」のお話です。<草莓>
<紹介動画>