紫外線について③ 日焼けを防ぐにはまずは眼から

前回までは、紫外線と眩しさの違い、紫外線は一年中対策が大切なことをお話してきました。

最後となる今回は、紫外線から目を守ることの重要性についてご説明します。

紫外線が肌の日焼けの原因であることは皆さんご存知かと思います。

そのために日焼け止めや日傘といった、色々な対策グッズがありますが、

実はきちんと日焼けを防ぐにはサングラスなどで目の保護もする必要があります。

■その③【眼に浴びただけでも日焼けします！】

以前、マウスへの紫外線の当て方を変えることで、日焼けの状態を比較した実験を見たことがあります。

その結果は以下のようになったそうです。

①マウスに紫外線を一切当てない→日焼けは起きず

②マウスの耳だけに紫外線を当てる→耳だけに日焼けが起こる

③マウスの目だけに紫外線を当てる→全身に日焼けの症状が現れる

③の場合、紫外線に当たっていたのは目だけにもかかわらず、身体全体が日焼けを起こしてしまったのです。

つまり、いくら肌に日焼け止めを塗っていようと、目が紫外線に晒されていると日焼けが起きてしまうのです。

また、紫外線を浴び続けると肌だけではなく、角膜や水晶体といった目の中にもダメージをもたらし、

視力障害や白内障などの様々な眼病のリスクが高まるともいわれています。

美容と健康、どちらの面からも紫外線対策は大切です！

以上、全３回に分けて、紫外線に関するちょっとした豆知識や、対策の大切さなどをご紹介してきました。

眩しさでお困りの方、これを読んで紫外線対策をしてみようと考え始めた方、目の健康が気になる方…

ぜひお気軽にシミズメガネにご相談下さい。皆様の来店をお待ちしております。＜宮下＞

投稿者：staff-hon