夏休み、お子さまとセミ捕りを楽しんだ方も多いと思います。
ソ~と近づいて、網をゆっくりと動かし「よし取った!」と思ったら、サッと逃げられてしまう。セミには、こちらの動きがよく見えているようです。
セミには目が5つある、ってご存知でしたか?
そんなにたくさんあるの?どこに?と思いますよね。
見てすぐにわかるのは、顔の左右にある2つの目。この2つは『複眼』で、物の形をしっかり見分けます。
さらによく見ると、おでこのあたりにポツポツと丸い『単眼』が3つ。とても小さいのですが、この3つの単眼で、明るさを判別します。
左右の単眼でカラダの左右の傾きを、前方の単眼でカラダの前後の傾きをキャッチ。
空を飛ぶ時にバランスを保つことができるそうです。
幼虫として地中で約7年過ごし、土から出て成虫になると、わずか約7日で終わると言われるセミの一生。
地上で過ごす短い日々を「5つの目」で見て、心ゆくまで自由に飛びまわって欲しい。
どうか、子どもたちの虫とり網にかかりませんように。
捕まってもすぐに逃してもらえますように、、、。
さて、「カエル」についての動画もご覧ください。 <花音>
投稿者:シミズメガネオフィス