梅雨時期は気分も沈みがちですが日本の雨には情緒ある美しい名前がついているんです。
霧雨、小雨、大雨、土砂降り以外にも袖を笠の代わりにできるくらいの小雨を「袖笠雨」、鬼の仕業かと思うくらいの並外れた大雨を「鬼雨(きう)」、日照り (ひでり)が続いた後の雨を「宝雨」、晴れているのに雨が降る「お天気雨」を「狐の嫁入り」と言ったり、そのシーンごとにぴったりな雨の呼び名は、一説には400語以上あるともいわれています。
今日はそんな雨の名前から梅雨に関するものをご紹介♪
◎梅霖(ばいりん)
じめじめと降り続く雨。梅雨の別名。
◎雨濯(うたく)
梅雨時期の何もかも洗い流してしまうような大雨。
◎男梅雨(おとこづゆ)
雨が降る時は短期間に大量に、降らない時はすっきり晴れている梅雨。
◎女梅雨(おんなづゆ)
あまり強くない雨が長く続くような梅雨。
◎暴れ梅雨(あばれづゆ)
梅雨の終盤に降る、まとまった激しい雨。
◎送り梅雨(おくりづゆ)
梅雨の終わりに降る、雷を伴った雨。
煩わしい雨にも美しい名前がついていると思うと、雨の日になんて名前かな?と考えてみるのも楽しそうですね。
今日ご紹介したものはほんの一部なので、また機会がありましたら紹介したいと思います♪
最後に雨の日が楽しくなるお話を動画でどうぞ⭐︎<草莓>
投稿者:シミズメガネオフィス