私たち日本人にとって、11月11日と言えば、「ポッキー&プリッツの日」ですが、お隣の韓国や中国でも、同じ日付にまったく違う文化が根づいているんです。
◆日本
平成11年(1999年)11月11日、グリコが「ポッキー」と「プリッツ」の形に似ている数字の並びにちなんで制定したのが始まりです。
制定から25年以上経ちすっかり定着したイベントになっていますよね。
近年ではSNSにハッシュタグ付きで投稿したり、みんなでシェアして食べる「シェアハピ」という言葉も広まっています。
◆韓国
お隣・韓国では、「ペペロデー」です。
ペペロデーとは、ペペロという韓国版ポッキーを親しい人に贈る一大イベントです。
1990年代に女子高生の間で「11月11日にペペロを交換して、お互いにスリムでいようね」と言い合ったのが始まりとも言われています。
今では、恋人や友達にペペロを贈って、バレンタインデーやホワイトデーのような日になり、街中ではペペロデーが近づくとスーパーやコンビニはもちろん、服屋や文房具店でもイベントが行なわれ、街はペペロ一色になります。
可愛いだけでなく、贈り物文化としてもしっかり根づいているんです。
◆中国
日本と韓国では、棒状のお菓子にまつわる記念日でしたが中国は全く異なります。その名も「独身の日」。
1990年代に大学生たちが「独身を楽しもう!」と始めたイベントが、いつの間にか国を代表するビッグセールへと進化しました。
ECサイト「アリババ」などが主導する大規模なセールが開催され、1日で数兆円規模の売り上げを記録するほど。
現在ではECサイトのみならず百貨店やスーパーなどでもセールが行われる一大商戦の日となっています。
「1」が4本並んだ日。
日本ではお菓子を分け合う日になり、
韓国では愛を伝える日になり、
中国では独身を祝うショッピングデーになる
同じ数字でも、国ごとの文化や価値観が映し出されているのが興味深いですよね。
私はきっと今年もポッキーを買ってしまうと思います(o^^o)
みなさんはどうやって過ごしますか?
今日は最後に、1(ワン)ということで犬にまつわる動画をご紹介♪<草莓>
<紹介動画>
投稿者:shimizu_megane