夏の時期、夏祭りや花火大会で浴衣姿の人をよく見かけますよね。
若い女性や若いカップルの浴衣姿を見て、「かわいい、自分も昔は夏に何度も着てたな〜」なんて思い出したり…
そして、ふと考える…
「はて、最後に浴衣をきたのはいつだっけ?」
実は先日、呉服店で働く友人と会った時に、「40代の浴衣姿は素敵なんだから着なさい」と言われたので、その時のお話をします。
浴衣のルーツは平安時代。
お風呂といっても、今のような湯船ではなく「蒸し風呂」でした。
その蒸気でやけどしないように着ていた「湯帷子(ゆかたびら)」が、浴衣の始まりとか。
江戸時代になると、庶民の間で夏のくつろぎ着として普及。
やがて、夏祭りや花火大会に欠かせない“粋”な装いへと進化しました。
20代の浴衣は「かわいさ」が武器。(←コレは納得)
でも、40代は当たり前に違う。
落ち着いた色味、伝統的な柄、上質な素材。
それらを選ぶことで、“凛とした色気”や“余裕ある美しさ”が引き立つんだそうです。
友人曰く、「浴衣には40代以上だからこそ似合う、奥深い魅力がある」とのこと。
♦︎おすすめポイント♦︎
・色は藍・墨・生成りなどの落ち着いたトーン
・柄は麻の葉・矢羽根・朝顔などの古典模様
若い子の浴衣のイメージを今の自分に落とし込んで、恥ずかしくて到底着れないと思っていた私。
色も柄も大人にアップデートすると、浴衣を自然体にサラッとかっこよく着れるのでは?と思えてきました。
派手さはいらない。
浴衣から遠のいていた同志のみなさん、今年の夏は、大人の品と粋をまとう浴衣に挑戦してみませんか?
最後に、この8月2日〜7日開催の「青森ねぶた祭」にまつわる動画をご紹介☆<草莓>
<紹介動画>
投稿者:シミズメガネオフィス