旧暦の8月15日の夜(十五夜)に見える月を「中秋の名月」と呼び、今年は9月17日がその日にあたります。
中秋の名月=満月、のイメージがあるかと思いますが、実は翌日が満月なんです。
お月見団子にぶどうなどの果物をお供えして、ススキを飾るのが日本の伝統的なお月見スタイル。
しかし、お月見文化があるのは日本だけではありません。
主にアジア圏に存在しているので、ご紹介したいと思います♪
◆中国
中国のお月見は「中秋節」と呼ばれていて、3連休となります。
月の丸さと「円満」をかけて、家族、親戚一同集まって賑やかに過ごします。
欠かせない食べ物は「月餅」。
お世話になっている人への贈り物でもあります。
日本では甘い餡が入っているのが一般的ですが、肉餡入りのしょっぱい系のものもあります。
さらには月餅型のケーキやアイスクリーム、チョコレートなども売り出され「月餅商戦」が繰り広げられます。
◆台湾
中国と同じく「中秋節」と呼ばれていますが、当日だけ祝日です。
家族でわいわい過ごすというのは同じなのですが、その過ごし方に特徴が…
それは「みんなでBBQや焼肉をする」です!
台湾人にとって外での焼肉やBBQは身近で、好きな人が多いそうです。
この時期になると友人や会社の同僚たちとBBQをする人が増えるんだとか。
◆韓国
韓国では「秋夕(チュソク)」と呼ばれ、中国同様連休となり、大事なイベントです。
家族や親戚たちと集まり先祖のお墓参りをしたり、秋の収穫に感謝し先祖にお礼をする「茶礼(チャレ)」という儀式も行います。
たくさんのお供えものをして、みんなが韓服やチマチョゴリの正装をして儀式を行います。
チュソクの時はK-POPアイドルの正装が観れるのもファンには楽しみの一つだったります。
◆香港・シンガポール・ベトナムにもそれぞれの過ごし方があるようなので、機会があればご紹介したいと思います。
今日は「うさぎ」にちなんで、目がうさぎみたいに赤く充血した時の救世主をご紹介★<草莓>
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投稿者:シミズメガネオフィス